INTERVIEW

#02

社員インタビュー

訪問介護は私の天職

Y.KAWAHARA

河原 幸枝

訪問介護チーム

ケアスタッフ

ケアメイトに勤めて20年。今年74歳になる河原さんは周囲の人を明るく笑顔にしてくれる、太陽みたいな存在です。
「介護が私の天職」とにこやかに語る河原さんにとって訪問介護のお仕事とはどのようなものなのでしょうか。

人生を赤裸々に語ってもらえる介護の仕事

20年近くこの仕事を続けています。スタートした当時は「介護」ってどういうことをするかわからなかったので、私にはできない仕事だと思ったんですよ。でも、実際にやってみると、ものすごく私に合っている仕事だと思いました。
とにかく私もご利用者さまも会話が大好きで、当時は今よりも若かったので、ご利用者さまからもたくさん可愛がってもらいました。自分にぴったりな仕事だなぁと思えてからは、仕事にのめり込みました。
この仕事は、ご利用者さまご自身が笑ったり、泣いたりして、人生を赤裸々に話してくれるんです。すごく勉強になるし、魅力的なお仕事だなぁと思います。

ケアメイトでの介護の仕事は
「また来てね」と言ってもらうこと

訪問介護に行くと、人生の終盤で暗くなっている方が多いんです。私が携わることで、人生の一部分だけでも、少しだけでも、その後の毎日が楽しくなれたらそれは素敵なことだと思っています。
ご利用者さまができることはご自分でやってもらって、ご利用者さまがやれないことは私がする。「また来てね」と言ってもらえるように、コミュニケーションをとりながら介護をする。それが訪問介護の良いところだと思います。

河原さんが関わった中で一番印象的なご利用者さまは、20年来のずっとお付き合いのある方だそう。単なるお客さまとヘルパーの付き合いだけではない関係性が見えてきました。

ご近所さん以上
家族ほど近くない、特別な関係

これまで一番印象に残っているご利用者さまは、今も通っている人なんですけれども、週2回3時間、ご家族さまもいて、身体的な障害はないのでお掃除をメインにお手伝いをしているご利用者さまがいます。とても明るい方で、特に亡くなってしまった奥さまとは笑って話し合える仲でした。
ご利用者さまが私のことをとても大事に想ってくださっている、それがはっきり感じられるんです。だからその人のために、私も休まずに仕事を続けられるんだなぁ、と思います。その方とはご近所付き合い以上。だけど、ご家族ほど近くない、特別な関係だと思います。

70歳の時に「介護福祉士」の取得に挑戦し、見事合格したといいます。何歳になっても学び、挑戦し続ける前向きな姿勢は見習うばかりです。そんな河原さんは、今後どんなことに挑戦したいのでしょうか。

身体が元気なうちは訪問介護を続けたい

介護福祉士取得のきっかけは営業所長から「介護福祉士の資格を取らないか?」と勧められたことです。70歳にもなって取得するのはどうかな…?とは思ったんですが、孫みたいな年齢の学生たちと一緒に専門学校で学ぶのはとても楽しかったです。
毎月提出しなければいけない課題に集中すること、実施試験では手順などが決まっているので、それを暗記しなければいけないことが大変でしたが、無事、試験に合格して、介護福祉士の資格を取得することができました。
今、挑戦していることは、これまで読めなかった本をたくさん読むことですね。人間は死ぬまで学ぶことがあると思うので、人生観を学べるような本を読んでいます。でも、やはり一番は、健康でいること!身体が元気なうちは、この大好きな訪問介護の仕事をずっと続けていきたいと思っています。