
INTERVIEW
#01
社員インタビュー
副主任になっても成長中!
M.UCHINO
内野まき子
小規模多機能型居宅介護
副主任
新卒入社としてケアメイトの「小規模多機能型居宅介護」からキャリアをスタートした内野さん。現在は副主任という立場を担い、ご利用者さまのケアにあたっています。ステップアップを経て、現在に至るまでどのような心境の変化があったのかを伺います。
新卒入社から副主任へ
小規模多機能型居宅介護で働いて9年目になりました。今は副主任として、現場と上長をつなぐパイプ役のような役割をしています。現場の統括として、ご利用者さま全体の情報を把握しつつ、上長がいない時の指示出しや困りごとの解決を行っています。例えばご利用者さまに発熱がある場合、救急車を呼ぶのか、様子を見るのか、まずは病院やご家族へ連絡すべきかなどを判断し、現場のケアスタッフに指示しています。それからご利用者さまの利用状況、介護保険とは別で生じる自費負担の計算、営業所のお金の管理などの事務仕事も副主任の仕事です。当たり前ですが、役職が付いたことで責任の伴う仕事をすることも多くなりましたね。
副主任として、ケアメイトの他の営業所や在宅支援センター、ケアマネジャー、自治会長などの地域の方々との繋がりも徐々に持つようになり「地域の顔」的な存在として矢面に立つことも多くなったという内野さん。現在苦労していることはあるか、聞いてみました。
次の現場のリーダーを育てる仕事
後輩の育成はやっぱり大変ですね。次世代の子を育てて、次の現場のリーダーになっていってほしいという気持ちで励んでいますが、副主任としての業務が増える中での育成は、中々うまくいかないこともあって…。個人の苦手な部分よりも、いいところに目を向けたり、相手が難しいと思うことに寄り添える人間にならないと、信頼して背中を追いかけたい先輩にはなれないと思っているので、そこは今の自分の課題だなと感じつつ、日々悪戦苦闘しながら頑張っている最中です。

「その人の人間性や人生遍歴にまで目線を向けた上で、育成をしていかなければということに、最近気づいたんです。」そう話す内野さんの言葉からは、悩みながらも責任ある立場として背中を見せていきたいという意思を感じました。そんな内野さんが、今感じる仕事のやりがいはどんなところにあるのでしょうか。
責任ある立場が、自分を成長させてくれた
私自身、以前よりも責任が増えて仕事への姿勢が変わった部分はあって。以前まではとにかく現場を回す、事故なく一日を終えることだけを考えていましたが、今は副主任としてご利用者さま全員の情報を把握することで、その方が歩んできた人生や好みにまで意識が向くようになりました。
またお金の管理をすることで、自分の営業所だけではなく、会社全体のことも考えるようになりましたね。全社的に売り上げが増え、ご利用者さまの幸福度も上がり、よりケアメイトが地域に浸透する、そんな循環を生み出すためにはどうすればいいのか。そんな視点で物事を考えられるようになったかなと思います。もちろん未だに叱られることもありますが、自分自身の成長を通してより誰かの役に立てていると感じたとき、とてもやりがいを感じますね。

以前よりも広い目線を持ち、今よりももっとご利用者さまのためにと、日々奔走する内野さん。そんな中で、最近新たな目標ができたそうです。
もっと沢山の経験を経て、挑戦したいこと
昨年ケアマネジャーの試験に合格したので、今後は視野を広げていきたいと思っています。ただ、すぐケアマネジャーをやりたいわけではないんです。小規模多機能だけでなく訪問も経験したいし、施設も経験してみたいし、他の施設のスタッフの気持ちや、ご利用者さまのご家族など、様々な人の立場を肌で感じたいなと思っていて。それを経た上で、自分が納得するタイミングでケアマネジャーという職に挑戦したいと思っています。
ご利用者さまの幸せに直結する重要な役割
私は介護が大好きな人間なのでずっと携わっていきたい気持ちはあるものの、体力仕事だし、現場で働き続けるのは難しいと感じていて。将来を考えたときに目指すべきはケアマネジャーなのかなと思ったんです。
資格の勉強を重ね、色々な、ケアマネジャーさんと関わるうちに、介護におけるケアプランの重要性を実感するようになりました。作成するケアプラン一つでご利用者さまのQOLに大きく影響するし、大袈裟に言えばご利用者さまの幸せはケアマネジャーが考えるケアプラン次第かもしれない。
とてもやりがいのある仕事だと思いますし、私も遠い将来ではなく、考えが凝り固まらないうちに、色々なアイデアを出してご利用者さまの可能性を広げられるケアプランを作成できる存在になりたいと思うようになり、今目指しているところです。

最後に、現在地から見据える未来の展望を伺ってみました。
ご家族の気持ちにまで、寄り添える存在を目指して
トップに立つというよりは、上の人を支えて下の子も引っ張っていけるぐらいの地位で長く働いていきたいですね。副主任という立場で外部との関わりも徐々に持てているので、ご利用者さまのご家族との関わり合いもより多く持てたら嬉しいです。在宅を支えていく上で一番重要な役割を担っているのは、やはりご家族だと思います。ご利用者さまの幸せを第一にするのはもちろんですが、最期まで看取っていきたいとご家族が思える、支えていける、あるいは早い段階で介護事業所としてご家族とともに何ができるかを深く考えていける、そんなケアマネジャーになっていきたいですね。
【一日の流れ】
8:20 予定表チェック
業務開始前より少し早めに出勤し、一日の予定をチェックします。予定表を組み替える必要があれば、業務開始前に組み換えを行います。
8:45 業務開始
フロアリーダーは送迎などには基本的に出ずに、ご利用者さまのバイタルチェック、お茶出し、ご家族との連絡などフロアでの仕事を担当します。
12:00 休憩
13:00 指示出し
午後からの業務をケアスタッフに指示やアナウンスを行います。
15:00 おやつ
ご利用者さまにおやつを提供します。
16:00 デスクワーク
ケアスタッフ同士で、今日一日の情報共有なども行いながら、その日のケア記録やまとめなどの作成を行います。
18:00 退勤