INTERVIEW

#04

社員インタビュー

在宅ケアで働く管理
栄養士の新しいカタチ

C.KOBAYASHI

小林 千晴

看護小規模多機能型居宅介護

ケアスタッフ

高齢者施設の管理栄養士から在宅でのフリーランス活動まで経験を有する、異色の経歴をお持ちの小林さん。なぜ、フリーランスになったのか?そして、小林さんが在宅にこだわる理由はなにか?伺いました。

病院・施設から自宅に帰っても
栄養バランスの良い食事を

フリーランスになったきっかけは、高齢者施設で管理栄養士として勤務していた時に、病院や施設にいる方は栄養バランスのとれた食事を受けられるのに対し、退院して自宅に戻ると、気軽に食事にかかる相談を受けられるところがないな、と思ったのがきっかけですね。
そこで、様々な法人や会社と契約を結んで栄養相談にのる等の活動をしてきました。ただ、ずっとフリーランスとして活動していくのは収入面で厳しい等もあり、正社員として管理栄養士で働ける仕事を探している中で、ケアメイトと出会いました。

食に関して真剣に考える経営者

実は、社長から勧誘をうけて2回断っているんです。理由は、在宅では管理栄養士の人員配置が必要なかったり、配置されても栄養に関わることが少ないと聞いていたので、やりたいことが本当にできるだろうか?とすごく悩みました…。
社長からは「新しい管理栄養士のフィールドを創っていきたい」「株式会社だからこそ、柔軟な発想で色々なことができる」など、直接、熱い話を聞いていたので、いいなと思ってはいたのですが、過去に、入社前に聞いていた話と実際入社した後の業務にギャップを感じた経験もあって、なかなか踏み出せずにいました。
でも、経営者が食に関してこんなに真剣に考えている会社は他にないなと、入社を決めたんです。

悩みながらも入社を決意した小林さん。現在の仕事はどのようなことを行っているのでしょうか。ご自身のやりたかった在宅での管理栄養士のお仕事はできているのでしょうか。

“ケア現場”にいるからこそ
直接反応が見られる管理栄養士の仕事

今の仕事は、見守りや入浴、排泄のお手伝い等の直接的なケア業務に携わりつつ、ご利用者さまの食事準備や栄養状態の評価もしたりと、多岐にわたっています。
これまで施設などでは献立作成はしても、調理は調理師に、ケアは介護士にお任せしていたので全体が見えず戸惑いがあったのですが、今のスタイルは、私の作った料理を、目の前でご利用者さまに食べてもらえるので、直接反応を見ることができ、とても楽しいです。
特に、痩せていた人が栄養バランスのとれた食事を召し上がることで体重が戻ってきた時は、栄養改善ができているなと実感が持て、嬉しかったですね。

地域に根ざした“暮らしの保健室”を
目指して

今、「認定栄養ケア・ステーション」の立ち上げに取り組んでいます。
これは、地域の方に向けた栄養相談や、自治体と協力して健康についての講演や食に関する情報発信、イベント・食育・企業からの献立相談など、多岐にわたって実施できる地域拠点として、日本栄養士会が推進しているものですが、それを社長と一緒に創っている段階です。
加えて、ケアメイトには宅配食事業もあるので、そのお客様に対しても、栄養面からのアプローチができることは、今後の強みになるんじゃないかなと感じています。やりたかったことはまだまだこれからですが、独居の方、老老世帯、認認世帯など、思ったように食事ができない方々にアプローチをしたり、食を通じた交流の場づくりなど、実施していけるようになるのは楽しみです。
将来、認定栄養ケア・ステーションを、地域の中における“暮らしの保健室”みたいな立ち位置にしていけたらいいな、と思っています。